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史上最年少名人誕生!藤井七冠がタイトル独占に“王手”

破竹の勢いで連勝街道を驀進する藤井総太竜王ですが、
もはや時間の問題だったんですかネ。
第81期名人戦を4勝1敗で制し、史上最年少の名人位と7冠を達成しました。
史上初の8冠統一に向けて順調ですが、残すタイトルは王座のみ……。
負ければ一発敗退の挑戦者決定トーナメントが行われてる最中です。

上の画は70手目に後手藤井新名人が▽4六角と攻防の手が放された局面ですが、
これ、私は全く予想できなかったですネ。
私は▽2三歩の一択だと思ってました。
この後、渡辺明前名人に疑問手も出たんですが、
この1手が実質形勢逆転に導いたんだと思います。

上の画から渡辺前名人は▲3四飛の1手ですが、
その次、藤井新名人の▽6六角が強烈でした。
私は▲3四飛をみた時に薄々感じてはいたんですが、
でも、これが実戦だったら指せてたか分かりませんネw

上の画から▲同金ならまだ可能性もあったようですが、
ココで渡辺前名人が大長考の末に差した▲2三桂が疑問手になりました。

ココでもまだ、藤井新名人の受け方次第では先手やや優勢だったんですが、
唯一の最善手である▽2二玉が渋いですネ。
そして渡辺前名人の▲3一銀が敗着になった訳なんですが、
これは▲2三桂からのセットなんで仕方ないですネ。
まだ▲1一桂成から▽3三歩、▲1四飛、▽1三歩、▲5四飛の方が良かったようです。

上の画からは▽同金が後手の唯一の最善手で、藤井新名人は間違えませんからネw
以下、▲同桂成、▽3三歩、▲2一成桂、▽同玉、▲5四飛、▽5三歩
で飛車が詰んでるんですが、ココから▲2三歩が詰めろ

ここから▽3二玉が好手で、▲4四桂、▽2三玉、▲52桂成、▽5四歩、6一成桂
っと飛車交換が入りましたが先手王は下段の飛車が厳しそうで大勢が決し、

上の画から藤井新名人が▽5九飛、これは逃げれば詰みがあるので▲7九金打とし、
▽8六桂が決定打でした。これは詰めろなんで▲同歩の1手ですが、
▽8七銀も詰めろで、ここで先手渡辺前名人の投了になりました。

投了図以下、一例ですが、
▲同銀は▽7九角成、▲同金、▽8八金の詰み
▲同金は▽8八角成、▲同金引、▽7九飛成、▲9八王、▽9五香以下、
ちょっと手数は長いんですが詰んでます。

早ければ今秋にも藤井総太7冠の8大タイトル独占がみれるかも知れませんが、
誰かストップする人が現れるんですかネ。
まずは棋聖と王位を棒呈して王座戦トーナメントで勝ち上がり、
そしてタイトル戦っというのが8冠へのローテだそうです。
ホント感服する強さですが、忙し過ぎて体調管理とかも大変でしょうネ。

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